今年も灯りまつりが行われました

 今日から8月。例年この時期はたいてい梅雨も明けて連日強い日差しが照りつけているはずなのに、今年は梅雨が明けたというのに未だにすっきりしない天気が続いています。時間当たりの降水量が100ミリを超えるような豪雨で大きな被害が発生していますし、日照不足や大雨の影響で農作物にも影響が出ているようです。これも温暖化による異常気象によるものでしょうか・・・
 さてこんな愚図ついたお天気が続き、開催が心配された灯りまつりですが、今日は何とか雨も降らずに予定どおり実施されました。それぞれの会場には、市民をはじめNPO、小・中学校、各種団体のみなさんの手で思い思いに描かれた灯ろうが並び、グリーンロードは小さいお子さんからお年よりまで多くの人の波でいっぱいでした。今年で4回目となるこの灯りまつりだいぶ定着してきましたが、これまでは市の東部、小平駅から花小金井駅までの狭山・境緑道沿いの公園等が主な会場だったために西の地域にお住まいの方には参加しにくいという声がありました。今年は新たに西の会場として中央公園も加わったので、さらに多くの方に足を運んでもらえたのではないでしょうか。
 また途中にあるふるさと村ですが、昨年までは灯りまつりの日も平常どおり閉園時間が4時だったので、おおぜいの人出があるのに閉まっているのはもったいないなと思っていましたが、今年は、灯りまつり当日である今日は夜9時まで開園時間が延長されました。武蔵野手打ちうどん保存普及会のみなさんによる小平糧うどんについても、灯りまつりに合わせて営業時間を夕方6時からに変更するなど、小平市文化振興財団が指定管理者になって、柔軟な運営が行われるようになったことは評価すべきことと思いました。今日は通常の2倍の100人分の糧うどんが用意され大賑わいでした。私も夫と娘と一緒に食べましたが、鈴木ばやしの定期演奏会も行われていて、その音色を聞きながら風情たっぷりの古民家でいただく糧うどんは各別です。
 灯りまつりは回を重ねるごとに会場が増え、灯ろうの展示数も多くなり、訪れる人も広がっています。また関連イベントが実施されるなどお楽しみも増え、さらに盛り上がってきました。ボランティアなど市民のみなさんの参加と協力なくしてはできないおまつりですが、小平の地域資源であるグリーンロードを彩る参加型のまつりとして、今後市内のグリーンロード全体に広がると素敵です。