自分たちの暮らしは自分たちでつくろう

デイサービスの活動の中から

 サロンでは、地域の中で活動をしている方などをお招きして、お茶を飲みながらお話しを伺います。
 
 今回は、デイサービスサラで活動されてきた本田聖恵子さんをお招きしてお話しを伺いました。
 立川市の空き店舗活用事業として始めたレストランサラとデイサービスサラ、ひろばサラも加わり、その活動は13年目を迎えています。本田さんが関わってこられたデイサービスでは、10人程の利用者の方をスタッフやボランティアの方たちがひとり一人に合わせて対応できるような緩やかなケアをしています。ほっとできるような居場所があり、レストランの手作りの料理をみんなで食べたり、ピアノをひく会があったりと、ニーズにあった対応ができるのは認知症の方にとっても安心できる場になっているのだと思います。
自分たちの暮らしは自分たちの手でつくろう!と、いろいろな方がスタッフとして関わり、行政、企業、生協、市民活動団体など様々な団体と協働しながら高齢者を支える仕組みをつくろうと活動を続けています。その懐のひろさと熱い想いが、にこやかに話される本田さんの語りからじんわりと感じられました。この夏、ひろばサラでは、親子の参加イベントとして「カブトムシの捕まえ方と育て方教室」や「工作教室」なども企画して、人と人との繋がりを広めていこうと楽しいこと満載です。いつも笑顔で話され聴き上手の本田さんのような方がいて、誰もが立ち寄れる居場所があったらすてきだな、とつくづく感じました。
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