太陽光発電・ソーラーシェアリングの実証試験場を見学(環境部会)

  企業のメガソーラーや屋根に乗せるタイプのものだけでなく、農地でも太陽光発電ができたら・・・しかも太陽のエネルギーを農作物と発電でシェアしつつ・・・という先駆的なとりくみをしている千葉県市原市の実証試験場に見学に行ってきました。
 約10㎡の広さの畑の上空農作業に支障のない高さのところに1mくらいの間隔をあけてパネルが設置されていました。種類によって違いがあるものの、植物には「光飽和点」というものがあって、一定以上の照度の太陽光が当たっても光合成量はあまり増えないそうです。
 日本の全農地460万haのうち300万haでこの発電方法を行えば、農作物を収穫しつつも年間9000億kWhを作りだせるとのこと。
 農地法や電力の買い取りのことなど乗り越えるべき課題はありますが、なんとか少しずつでも実現できないか、小平でも実験ができたら・・と思いました。
                                     (佐藤悦子)