今回のゲスト山田眞久さんはNPO法人東京どんぐり自然学校で活動をされている方です。
定年退職後、森林環境講座を中心に2年間さまざまな講座を受講し得られた知識、経験を活かして仲間作りをされたとのことです。
東京どんぐり自然学校は森林を主体とする自然の場での体験活動、観察会、講習会などを通して人と自然との共生を目指しています。
私たちの周りにいるカラスにもテリトリーがあり、他のカラスのテリトリーの中を飛ぶときには「カアカア」と鳴いてあいさつをしながら通るのだとか、鳴き声ひとつとってもじっと耳を傾けていると、だんだん何を言っているのかわかるようになるそうです。また、コナラの実に卵を生み付けるチョッキリという昆虫のお話、小平の林の中で見つけられるおいしいキノコなど多岐にわたるお話はとても楽しく、あっという間の2時間でした。
市内の林の横を通っても、樹木が多いと涼しいぐらいにしか感じることのない生活を送っていますが、時には立ち止まって目を閉じ、耳をすましてみたいなと思いました。