小平ネット環境部会の主催で、小金井市で行われている生ごみ肥料化実験工場の見学に行ってきました。
生ごみの一次処理物に副資材(ゼオライト、糖蜜、バイオイオンバランスなど)を加え攪拌し、それをペレット化して肥料にするという施設です。できあがった肥料は、まずは市民に知ってもらいたいと希望の農家や市民に無料で配布しているとのことでした。小金井市はごみの緊急事態ということで、生ごみ処理機の購入に8割の補助を出し、その結果1800台の申し込みがあったそうです。この実験施設では、現在は小金井市のゴミのほぼ1%分を処理しているだけですが、10%分を処理できるようになれば充分採算もとれるとのことでした。2年間の実験取り組みとのことですが、生ごみの地域内循環のひとつの形が見えるようでした。