お出かけサロン ~「農ある暮らしを考える~清水農園のおはなし」
思いがけず、青空ひろがる心地よい天気になった日、清水雄一郎さんの畑に行きました。
たかの台駅から南へ玉川上水を超えて数十メートルいくと国分寺市にはいる、とすぐの住宅地の中、道沿いに「こくベジ」の旗をたてた、かわいい木造りの清水農園店があります。
店先にはいろんな種類の野菜や花木が並んでいて、朝から買い物客はひっきりなし。新鮮野菜を手に取りながら食べ方のことなど聞いたりして、あっというまに売れていきます。
「こくベジ」プロジェクト(「まち・ひと・しごと創生法に基づく地方創生先行型事業」)がスタートして早5年。
地元の野菜を地元で食べる、使い方はいろいろあっていい、市内でつくる野菜や花木、果物、卵などを市内で循環するしくみをつくっています。行政と農協、飲食店だけでなく民間会社や企業などがネットワークをつくり、店舗への配送はNPOが行うなど、ゆるやかにつながりあいながら地域の人々といっしょに農業を愉しみ、新たな発想で盛り上げていることがわかりました。そんなノウハウは小平の農業振興・産業振興にも生かしていけると思いました。
淡々と話される清水さんの優しい笑顔がなんともほっとする居心地のよい空間をつくっていて、畑にはいるとカモミールの香に癒され、土の温かさとみどりによるリラックス空間。
夜はみずみずしい野菜で食卓を満たす、おでかけサロンで元気をもらってきました。
山﨑とも子のホームページにも詳しい報告があります⇒こちらから