まちづくり条例

真鶴町見学

 小平ネット16周年の行事として、神奈川県の真鶴町ツアーを計画、人口9000人弱の小さな町で大型マンションなどの開発を規制したまちづくり条例のお話を聞きました。
 説明してくれた町の職員はTシャツにチノパンというラフなスタイルながら、てきぱきと要領よく真鶴町の特徴、まちづくり条例を作ることになったいきさつなどを説明。1988年に真鶴駅前に大型マンションが建設され、その後も開発ラッシュになりそうだった時に、いち早くリゾートマンション建設凍結宣言を決議し、まちづくり条例の策定作業をしたとのこと。平成16年には国に景観法ができたのを活用、景観行政団体になったそうです。最初は行政主導のものであったが現在は住民主導の活動も立ち上がっていることなど、伺いました。
 真鶴町の「美の基準」はよく聞く言葉ですが、静かな背戸・眺める場所・斜面に沿う形・豊かな植生など・・・、感性豊かな言葉で表現されています。職員の「私たちは町民に支えられていますから。」と自信を持って語られる様子がとても印象的でした。 魚つき林の散策を楽しみ、新鮮なお魚をいただき、おまけにみかん狩りまで充実した一日でした。
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