今回のゲスト 大友恵子さんが活動する「地球クラブ」は、小平市民を中心に、外国の方たちと個と個の交流を通じて、国際親善に努めてきた団体です。主に料理を通じてスリランカ・ミャンマー・メキシコ・オランダ・ネパール・チベット・アメリカなどの多くの在日外国人と交流を深めてきたそうです。また、講師の母国などへの手作りツアーも実施するなど、幅広い活動を続けています。
国際交流の意義、戦後の60年代、70年代、80年代などそれぞれの時代の中での国際交流の変化、関西と関東(東京)では自治体の支援のあり方の違いなどもよくわかりました。
小平市には現在およそ4000人の外国人が生活しています。せっかく多くの外国の人が小平で生活しているのだから、そのお国のおいしい料理を教えてもらいましょう、というところから始まった活動とのこと。昨年は「カレーで世界を知る」、今年は「初めて食べる世界の料理」がテーマだとか…柔軟で前向きな姿勢こそが大きな原動力になっていると感じました。民間レベルの自由な立場での交流と、互いの文化や価値観の違いを知り、認め合うことは、これからますます重要になってくることでしょう。
11月金曜サロン
「地域の中での 草の根国際交流」
ゲスト:大友 恵子さん(地球クラブ)