2011年、ピリッとした寒さで新年を迎えました。
今年は4月に統一地方選があります。冷たい空気は、新たな決意でチャレンジへ向かう気持ちを引きしめます。
政治の混迷は日本に限らず、先行き不透明な経済を背景に、排他的なナショナリズムが世界を覆っているように思えてなりません。イライラがつのり、出口の見えない閉塞感から冷静さと寛容さが失われています。
でも、こんな時代だからこそ、将来のあるべき姿を語り、現実とのギャップを認識した上で、ここからの道すじを提示することが求められています。そして、現実を少しずつでも前に進めていくために調整機能を果たすことが政治の役割です。
今年20周年を迎える小平・生活者ネットワークは、市民の政治ネットワークとして市民と政治をつなぎ、議会や地域に政策提案をしています。さまざまな主体が地域に必要な機能を担う社会に向けて、今年も活動の輪を広げていきます。