電磁波学習会「私たちの暮らしには電磁波がいっぱい」

 去る7月8日「私たちの暮らしには電磁波がいっぱい」(小平・生活者ネットワーク主催)という題名の学習会に参加しました。遠路千葉から見えた方を含め22名の参加で、関心のある方の多さとその関心の深さを知りました。

講師の上田昌文さん 盛りだくさんの内容をパワフルに説明

市民科学研究室代表理事の上田昌文さんの講義は、スピーディーで盛りだくさんでした。私たちのまわりには、携帯電話、その基地局、コードレス電話、Wi‐Fi、スマートメーター、電子レンジなどなどから発生する電磁波が本当にたくさんあること、その電磁波が人間に対して、脳腫瘍や脳血液関門の損傷、酸化ストレスの増加、生殖や行動・成長への悪影響など、様々のリスクがあると指摘されていることを知りました。

 今の世の中、電磁波を使わない、全く無くしてしまうというのは不可能に近いですが、、「(レンタルビデオ店などにある)盗難防止のゲートの真ん中に、割った卵を置いておくと表面がうっすら白くなる」と先生の実験のお話も聞き、子どもへの影響が未知数であること、「電磁波過敏症」があることを考えると、私たちはこのことにもっと関心を持ち、少しでも影響を減らすよう工夫が必要だと思いました。(佐藤悦子)