9月金曜サロン スーユンタン

右がスーユンタンのおふたり

 今回のサロンのゲストは、東村山からヨロズ針シゴト「スーユンタン」からお二人いらしてくださいました。
 スーユンタンとはスウェーデンの伝統文化の名前で「縫う人々」という意味だそうです。東村山地域協議会の活動の中で障がいがあってもなくても働ける場所をと始めた社会的事業所です。愛知、大阪、福岡などの施設等を見学し、健常者も障がい者もごく普通にそこの一員として働いている姿を目の当たりにして、まずは実体をつくろうと2009年に立ち上げました。
 資金があまりない中、自分たちに何ができるかを考え、まずは衣類のリフォーム、リメイクの仕事から始めました。現在はそのほかにも石けんを使ったお掃除、チラシ配布、草取りなどの事業をされています。
 障害のある人は他人とのコミュニケーションがとりにくいことが多く、ずっと親の庇護のもとにある人が多いが、技術があれば何とかなるのではないかと自立を目指して技術を身につけることを実践。清掃事業も月に2回くらいちょこちょこ掃除に入らせてもらうという独自のやり方で、徐々にきれいになっていくのだそうです。

素敵な着物リメイクカタログもできています(モデルには知っている人も・・・)

 ソフトな語り口調ながら、これが必要と思った機能を、自分たちでどんどん作っていかれるスーユンタンの活動のお話に時を忘れた一夜でした。

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