2019年を迎えて

新年明けましておめでとうございます。
みなさまにとって幸多き1年となりますようお祈り申し上げます。

 昨年は、6月の大阪北部地震、7月の西日本豪雨、9月の北海道地震と各地で地震や豪雨などの大きな自然災害が発生し、減災への備えの必要性を痛感した年でした。

国政においては、安倍1強政治のもと、働き方改革関連法、カジノ実施法、改正入管法、改正水道法などが強行採決で成立。わたしたちの暮らしに大きく関わる法案が、議論が尽くされないまま数の力で次々と決まってしまうことに無力感だけが残りました。また沖縄では民意を無視し、自治を踏みにじる辺野古への土砂投入も強行されました。あらためて振り返ってみても、政権の驕りがますます露となり民主主義や平和がこれまでにも増して蔑ろにされた1年だったといえます。
さらに世界に目を転ずれば、アメリカやヨーロッパに拡大する自国第一主義の流れや独裁的な指導者への支持の広がりに気持ちが沈みます。目も耳も塞ぎたくなるような国内外での報道に未来への展望が見出せないというのが率直な思いです。
それでも、決して諦めることなくめざす社会への実現に一歩でも近づけるために動いていくのが政治団体であるわたしたちの役割です。今年は4月末に統一地方選が行なわれます。小平でも市議会議員選挙が予定されており、現在準備をスタートさせています。昨年は、今後4年間のまちづくりの指標となる政策づくりに力をいれて取り組みました。ワークショップや市民団体へのアンケートなどのプロセスを経てまとめあげ、11月には政策発表集会を開催したところです。

政治への諦めが広がり、信頼が揺らいでいる今こそ、ローカルパーティーとして足元の地域から政治を変えていくために、怯まず粛々と仲間とともに地域での活動をすすめてまいります。今年もどうぞよろしくお願いいたします。 代表 岩本博子

小平・生活者ネットワーク政策発表集会の報告と政策2019はこちら⇒