ネット議員とお話タイム ~テーブルを囲んで、話しは途切れず
生活者ネットワークでは、年4回の議会ごとにニュースを作成して配り、朝の駅前で議会報告をしています。また、市民の方とお会いして話をする「ネット議員とお話タイム」を開いています。これまでもその都度、テーマをかえて、公共施設で開いていますが、さまざまな世代の方たちが少人数ながらも参加してくれます。
みんなでお茶を飲みながら、経験したことや感じていること、疑問に思うこと、市政に活かしてほしいことなどを聴きあいながら、私たちがもっている情報やお知らせも直接届けています。
8月は「不登校やひきこもりなど、子どもの気がかりなことについて話しませんか?」と呼びかけお知らせしたところ、数人の方がいらしてくれました。
子どもが不登校になる理由ははっきりしないけど、その場に居たくない、みんないっしょがいやだ、などと、多感な時期だからこそ気になることを抱えながら、わかってもらえないと思い込んだり閉じこもってしまう…。親は、心配して何とかしようと思うけど、どこに相談したらいいのか、学校以外のどんな場所があるのか、子どもへの対応のしかたや将来について悩みつづける、地域の情報も少ないと私たちも感じています。
小平でも同じような悩むをもつ親の会がつくられたり、地域家族会をつくるための準備会が始まっています。中学校を卒業してしまうとそんな身近な場所にも行きにくくなってしまいがちですが、身近な人の存在や声かけ、ふとしたきっかけが、子どもたちや家族のこれからに向けて、一人ひとりのありのままが受け入れられ、いっしょに考え、探りながら、ゆるやかに過ごしていくことにつながればと願います。
ひきこもり支援の取り組みを地域ですすめていくために、市民と行政、民間の力もあわせて具体的な政策の提案に向けて、生活者ネットワークは一人ひとりの声を丁寧にうけとめながら活動していきます。