小平市議会臨時会報告 ①
―新型コロナウイルス感染症対策に係る経費や事業などの予算、10万円の特例定額給付金などの補正予算が可決
5月19日の市議会臨時会において、新型コロナウイルス感染症対策に係る経費や小中学校におけるGIGAスクール構想実施に係る経費の予算化などを主な内容とする一般会計補正予算案、同様に新型コロナウイルス感染症への対応に伴う国民健康保険事業特別会計補正予算案、10万円の特別定額給付金などを目的とした補正予算の専決処分の承認など、計5件の議案が全会一致で可決されました。
補正予算案は国や都からの交付金(それぞれ総額約10億6500万円、約5億円)や市の財政調整基金などを活用し(繰入金約9000万円含む)総額約18億円となり、主な歳出の内容は以下の通りです。
○新型コロナウイルス感染症対策としての小平市中小企業支援給付金の実施(5億円)
▶市内中小企業や個人事業主などへの家賃支援 ◆市の独自施策
○新型コロナウイルス感染症対策としての住居確保給付金にかかる事業費(5,304万6千円)
▶離職・廃業から年2年以内または休業等に伴う収入の減少により住居を失うおそれが生じている方々を対象に、原則3ヶ月、最大9ヶ月、 家賃相当額を自治体から家主さんに支給(入金まで3週間程度)
○新型コロナウイルス感染症対策としての介護事業所業務継続支援事業の実施(4,000万円)
▶介護事業所の新型コロナウイルス感染症対策支援 ◆市の独自施策
○新型コロナウイルス感染症対策としての障がい事業所等業務継続支援事業の実施(1,100万円)
▶障がい事業所等サービス事業者への支援 ◆市の独自施策
○新型コロナウイルス感染症対策としての家庭学習通信環境整備支援事業の実施(1,950万円)
▶オンライン学習環境支援への対応、モバイルルーター借上など
○小中学校におけるGIGAスクール構想(7億円)
▶タブレット端末購入費など
○子育て世帯への臨時特別給付金事業(2億2,841万円)
▶児童手当の受給世帯に子ども1人につき1万円を上乗せして支給
○新型ウイルス感染症対策としての育児パッケージ拡充(2,303万円)
▶6月1日~1年間 育児パッケージの商品券1万円分を追加配布(計2万円)
○新型コロナウイルス感染症対策としての小中学校給食運営事業における給食補償費(5,649万4千円)
▶3月以降休校による食材納入業者への補償
*小平市議会臨時会報告 ② につづく