3月議会の報告
3月議会が3月28日に閉会し、最終日には令和5年度一般会計予算が賛成多数で可決しました。
生活者ネットワークは
・小学1~3年までの医療費助成制度の所得制限撤廃
・高校生等の医療費助成制度の開始
・こども園移行や学童クラブ開設準備などによる保育事業の充実化
・子ども広場の拡充
・ヤングケアラーに関する普及啓発事業
・ファミリーサポートクラブの登録説明会のオンライン化開始 など子育て支援の推進について1歩前進していること
・12月議会の一般質問でも要望した、女性相談の幅広い年齢層に対応する仕組みづくりのためのSNS活用施行実施
・認知症グループホームの増設
・介護職員の確保及び人材育成のための資格取得支援 などのこれまでの要望が予算化されたことを評価し、賛成しました。
ただ、討論のなかでは、全体的に総花的で特徴や注力したいことが見えにくい予算であること、民生費や教育費の割合が増えているなか、財政バランスを取っていくために自主財源の確保や市税収入を上げるための積極的な姿勢が見えにくかったことを指摘しました。
また、予算審査時には見えてこなかった、学習補助員の人件費の上昇による全体の対応時間数の削減(約1割)には大きな疑問と憤りを感じるとし、年度内の充分な人員確保のための早急な対応を求めました。