小平・生活者ネットワーク 2019 政策
~豊かな未来をつくろう! 自分たちの手で~
大事なことは市民が決める
●投票しやすい環境をつくるために、駅前投票所やまちなか投票所を設置する
●行政の透明性と市民の知る権利を保障するため、公文書管理条例をつくる
●誰もが参加しやすくなるよう、市民参加にICT*①を活用した電子会議を取り入れる
●議会改革の一環として、まちなか議会を開き市民の声を市政に反映する
いつまでも安心して共に暮らすまち小平を
◇高齢になっても障がいがあっても地域でみんなと暮らす
●ちょっとした健康の不安を気軽に相談できるまちなか保健室を地域センターや空き店舗 などにつくる
●認知症になっても安心して暮らすために、商店やコンビニ、子どもも含めた地域の 見守り体制をつくる
●障がいのある人とない人が共にワークシェアしながら働ける場所を地域に増やす
●リタイア男性が活躍できる地域のしごとをつくる
●高齢者や障がい者が外出しやすくなるよう、公共の移動手段を確保する ◇みんなが幸せになるよう家族をまるごと応援!
●介護する人の人生を応援するケアラー*②支援条例をつくる
●相談に出向けない精神疾患やひきこもり状態の人をアウトリーチ*③で相談や支援に つなげる
●大切な人を失った人のためのグリーフサポートを市民との協働事業で実施する
◇ひとりも取り残さないインクルーシブ防災を実現する
●災害時の安全のためにブロック塀を完全撤去する
●女性防災リーダーを増やし女性の目線で防災対策をすすめる
●備蓄や避難所、災害情報などについて気軽に話せる防災カフェをひらく
●すべての避難所に生活用水用の井戸を設置する
◇女性がいきいきと暮らせる小平をつくる
●女性が力を発揮できる職場や地域の環境をととのえる
●セクシャルハラスメント、ドメスティックバイオレンス(DV)、性暴力を許さない 地域社会をつくる
●シングルマザーへの生活支援と経済支援を充実させる
●妊娠期から子育てまで親子が元気になれるネウボラ&プレイセンター*④をつくる
◇多様なひとがまじって暮らす
●LGBT*⑤の人たちが暮らしやすくなるよう理解啓発をすすめ、必要な人にはパートナ ーシップ証明書を発行する
●地域の一員として外国人が共に暮らせる小平をつくる
若い力を小平の未来につなぐ
◇若い世代が元気になれる小平を
●若者や若い家族が地域の中で楽しめる公園や農園、公共スペースを増やす
●小平の未来を担う若者世代の声を反映させて公共施設マネジメント*⑥や長期の行政 計画をつくる
●空き家や空き室、空き店舗を若い世代が活用できるようマッチングするしくみをつくる
◇子どもの権利を大切にしてのびのびと育つまち小平をつくる
●子どもの権利条例を若者や子ども参加でつくる
●保育園については、数の充足とともに遊びや食の安全、保護者とのコミュニケーション など、保育の質を担保するしくみをつくる
●気軽に相談でき、必要に応じて療育・福祉・教育につなげるワンストップ型の発達支援 センターをつくる
●プレーパークを子ども参加でつくる
●地域で安心して過ごせる場所として子ども食堂をひろげる
●障がいのある子もない子も、赤ちゃんのときから共に遊び、学び、育ちあうまちを つくる
◇女性も男性も生活時間を大切に仕事と暮らしを分かち合う地域を
●介護離職をなくすために介護休暇や介護サービスを充実させ、仕事と介護の両立支援を 行う
●地域の中小企業の求人と市民の求職をマッチングするしくみをつくる
●ニート、ひきこもりなど仕事にブランクのある若者が状況に応じた働き方ができるよう 中間就労の場を市民との協働で確保する
●人権尊重とジェンダー平等の視点で働き方を見直す
いつまでも住み続けたい小平に!
◇食と緑と文化あふれる小平をつくる
●グリーンロード沿いの緑地の公有化をすすめる「みどりのグランドデザイン」をつくる
●玉川上水や野火止用水、狭山境緑道沿いに地場野菜直売所やカフェ、ベンチを点在させ、 市民が憩えるグリーンロードマルシェ構想をつくる
●音楽、美術、舞台などの芸術を市民が創りあげるための文化芸術創造条例をつくる
●小川駅西口や小平駅北口の駅前整備は、市内全域から市民の声を聞きながらすすめる
いのちをつなぎ持続可能な社会を
◇人と自然にやさしいまち小平を
●徹底した分別による資源化とプラスチック利用の抑制でごみを減らすゼロ・ウェイスト* ⑦条例をつくる
●人工的な香りを使った柔軟剤や消臭剤などの危険性を周知し、使用を控えるよう呼びか け、香害をなくす
●遺伝子組み換えや添加物など、食の安全について市民と共に学ぶ場をつくる
◇地域から脱原発
●脱原発と地球温暖化防止の観点から、新しい公共施設はすべてネット・ゼロ・エネルギー ビル*⑧にする
●太陽光・太陽熱のほか小水力、地中熱、バイオマスなど再生可能エネルギーを活用した まちなか発電所を増やす
◇平和を守り誰もが幸せな社会へ
●おとなも子どもも憲法について自由に学び発信する場を保障する
●小平での戦争体験を忘れず、未来につながる平和教育をすすめる
*①ICT・・・…Information and Communication Technology の略。情報通信技術を活用したコミ ュニケーションのこと。
*②ケアラー・・心や体に不調のある人への介護、看護、療育、世話など、家族や近親者などを無償 でケアする人たち
*③アウトリーチ・・・「手を差しのべる」という意味で、福祉においては自ら出向いて相談できない 人に対し、行政や支援者側が訪問して対応すること。
*④ネウボラ&プレイセンター・・・ネウボラとはフィンランドで妊娠、出産から子育てまで家族を切 れ目なく支援する施設。各地域にあり保健師や助産師がいる。プレイセンターは、ニュージーラ ンドで生まれた親子が共に遊び学び育ちあうための拠点。両方の機能を備えた子育て・子育ちの 場として提案している。
*⑤LGBT・・・…レズビアン(女性同性愛者)、ゲイ(男性同性愛者)、バイセクシュアル(両性愛者)、 トランスジェンダー(心とからだの性が一致しない人)の略で、性的マイノリティということもあ る。SOGI(Sexuai Orientation and Identity)=性的指向と性自認の問題として、多様な性のあ り方を求める動きが国際的に広がっている。
*⑥公共施設マネジメント・・・…公共施設の建設や建替え、管理運営について、多機能化や統廃合な ど総合的にあり方を見直すこと
*⑦ゼロ・ウエイスト・・発生抑制や資源化によってごみをゼロにしていくこと。・ *⑧ネット・ゼロ・エネルギービル・・・省エネと再生可能エネルギ―の創エネにより、エネルギーを 自給自足し、年間に消費するエネルギー量が概ねゼロになる建築物
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