昨年の政権交代以降、普天間基地の移設問題については、政府の動きも紆余曲折があり、沖縄の負担軽減がほんとうに図られるのか、心配しながら見ています。沖縄の基地問題は、どうしても遠いことのように思いがちですが、わたしたちもきちんと考えていかなければならない問題です。
「普天間基地移設計画についての日米両政府、及び日本国民に向けた声明」は、18人の呼びかけに多くの賛同者が名を連ねています。声明にもあるとおり、わたしたちは、冷戦思考から脱却し、周囲の国々との間に信頼を醸成し、敵のいない東アジア地域を作り上げていくべきときであると思います。この声明が少しでも多くの人の目に触れ、ともに考える人たちが増えることを願っています。ぜひお読みください。