今回のゲストは NPOアトリエ・パンセという絵画教室を主宰されている奈良幸子(ならさちこ)さんです。
本当は、もっと若いお母さんが多いと思って絵を描くことが子どもに与える影響というか、そちらのお話をされるつもりでいらしたのですが、年代が少し上の人が多かったので?最初は少し視点を変えてのお話から始まりました。
奈良さんにはもう一つの名前「奈良幸琥」(ならこうこ)さんがあり、パフォーマーとして、舞踊をされているそうです。
最近では、埼玉の丸木美術館の原爆の絵の前でパフォーマンスをされたそうです。その時にまとったのが、大きな和紙に墨で字を書き、それを24枚つなげたもので作った衣装なのだそうです。
絵画教室では、子どもたちが大きな赤いシートに寝ころんで、自分の等身大の自画像を作り、それとパレスチナの難民の子どもが描いた自画像とつないだり、銀座の柳まつりには全国の画塾が集まって、パレードに参加したりと、スケールの大きなイベントのお話が写真と共に次々と出てきました。絵を描きあげるには集中力が必要だけれど、最近の子どもにはその根気がない子が増えている気がするとのことでした。
せっかくやるのだから楽しくなくちゃと、どこからそのエネルギーが出てくるのかと思うほど、エネルギッシュでアイディアにあふれた活動について話をされました。
私たちも、ぜひ一度アトリエに伺ってその一端に触れてみたいと思いました。