学校図書館を魅力的に
今月のゲストは 篠原まりさん。
お子さんの学校の図書ボランティアの活動から、学校図書館を明るく使いやすいものに改革。そのことがきっかけになり図書館司書の資格も取り、東大和市学校図書館指導員として仕事をされたかたです。今の学校図書館には、冊数はあっても子どもが読みたい本がない、調べ学習に必要な本が整っていないなど、学校図書館の現状を。まずは古い本を処分、整理することで読みたい本が探しやすくなり子どもたちが本が増えたと感じるようになったとのこと。棚の本の並べ方、整理分類の方法など、魅力ある図書館にするための工夫や、子どもと本に関わるお話をたくさん聴きました。
やっぱり、学校図書館には図書館司書がいて欲しいと実感しました。
篠原さんは、現在は児童文学者として本を書いていらっしゃるというバイタリティにもびっくり!!でした。ちなみに著書は「マリオネット・デイズ」ポプラ社 2006年。
今回は東村山からネット市議の大塚恵美子さんとメンバーが参加され賑やかな金曜サロンとなりました。
2008年1月の金曜サロン
報告が漏れていましたので、遅ればせながら併せてご報告を。
小平手をつなぐ親の会
ゲストは「小平手をつなぐ親の会」の矢野さんと大島さんでした。
手をつなぐ親の会というのは、知的障がい者の保護者の集まりで、自ら訴えることの難しい子どもたちとともに、多くの問題について学び、福祉の充実を目指して活動している団体です。
まずは、会のできるようになったきっかけや子どもたちがどのような学校、職場で生活しているのかについて話されました。そして、障がい者の特性について簡単に疑似体験ができるよう工夫された小道具(ペットボトル、軍手など)を使って、見え方、聞こえ方などを体験しました。
はたからみると、意味もなく声を出したり、見つめたり、動いたりしているように見える時でも、本人にとっては理由のあることで、周りがそこをわかって対応すれば、落ち着いて行動できるようになります、とのことでした。
私たちも正しい知識を持って、理解を深めていくことが必要だと感じました。