もう、半月も前になってしまいましたが、14日に開催した金曜サロンのゲストは「認知症老人をかかえる家族の会」の萩谷さん、でした。
1960年に発足したこの会は、元々は小平保健所が企画した6回シリーズの講座から始まった47年の歴史のある会です。認知症老人を介護する家族は、息も抜けなく結構孤独で小さな世界の中に閉じこもってしまうことも多いが、この会に来ていろいろな話を聞き、話すことでまたがんばろうという元気をもらうのだそうです。
また、家族会では、排泄、徘徊などさまざまな問題に対して、10人いれば10人の対応がありアイディアやヒントが得られるなど知恵袋としての役割も果たしているようです。
会員の85%は女性ですが、男性介護者の場合は一生懸命やりすぎて、疲れ果ててしまうケースも多いとのことでした。(何となくわかるような・・・)
自分が介護で苦労すると「子供には迷惑かけたくない」と思う人も多いようですが、「なにかの時には助けてね」と言う気持ちを持つことが大切ですよ、とアドバイスもいただきました。
小平市には「シルバー協力員」という制度があるはずだが、あまり機能していないのではという指摘に、代理人もそんなのあったっけ??と、資料をぴっぱりだして調べました。新しい機能を作り出すことも大切だけれど、せっかくあるものを有効に使えるように広報したり、使いやすくしていくことも必要よね、と気持ちを新たにしました。